「リヤカー=高級車?」生徒さんの一言で気づいたこと
化学の炎色反応の語呂合わせに「リヤカー無きK村~」というものがあります。指導の中でこの話をしたところ、ある生徒さんから予想外の質問がありました。
「先生、リヤカーってベンツとかのカッコいい高級車ですよね?」
思わず、「ある意味カッコいいけど、これで迎えに来られたら乗るのはちょっと考えるかな」と軽くツッコみつつ、「リヤカー」の画像を見せた大爆笑。よくよく考えてみると無理もありません。リヤカーは今の生活の中でほとんど見かけることがなく、生徒さんにとっては馴染みのない言葉だったのです。
語呂合わせは暗記に便利な方法ですが、その言葉の意味が分からなければ、記憶に残りにくくなります。「リヤカー」を知らない状態では、ただの“音のかたまり”になってしまうからです。今回の出来事を通して、教える側が「知っているはず」と思い込んでいる言葉でも、生徒さんにとってはそうではない可能性があると改めて感じました。
これは、いわゆるジェネレーションギャップの一つかもしれません。私たちにとって当たり前の言葉が、次の世代では当たり前ではなくなっている。少し寂しさもありますが、それ以上に教え方を見直す良いきっかけになりました。
